Q.009
デジタル人材採用に課題を感じてますか?


A69.2%が課題を認識 応募者不足・スキルのミスマッチ・待遇面の改善余地


デジタル人材採用に課題を感じているか聞いたところ、大半を占める69.2%が「課題がある」と回答しました。
「課題がある」と回答した人事担当者に具体的な課題の内容を聞いたところ、候補者数の不足などで、思うように応募者が集まらないという意見が多く挙がりました。デジタル人材の母数の少なさ故の競合他社との人材獲得競争の激化も、一層採用を困難にしている要因であると考える企業も多いようです。また、「スキルの高いエンジニアが求める年収や働き方を提示できない」(システム開発・情報通信)など、売り手市場が続く中で待遇面に改善の余地があると考える企業もありました。地方企業の人事担当者からは「優秀な人材が都市部に流れていく」(システム開発・情報通信)、「九州に人材が少ない。東京から引っ張ってきても報酬が合わない」(WEBサービス・広告・コンテンツ制作)など、都市部への人材集中により、地方での採用が困難になっているという意見が挙がりました。また、「自社で希望するスキルを保有する人材が不足している」(システム開発・情報通信)、「コミュニケーション能力に長けた候補者がいない」(商社)などの意見も多く、一口に「デジタル人材」といっても、より高度な業務を任せるために高いスキルや経験値を求めるからこそ、採用がシビアな状況に陥ってしまうということがうかがえます。
■調査概要
調査内容 :デジタル人材の採用について
調査機関 :自社調査
調査対象 :当社を利用している全国の企業の人事担当者
有効回答 :117人
調査期間 :2022年9月5日~9月12日
調査方法 :インターネット調査
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。