転職・仕事の調査データ
【採用担当者編】
Q.037
究極の選択です。どちらを採用したいですか?


A.究極の二択ならば、「スキルはないが、コミュニケーション能力は抜群」に軍配!


面接などで重視されるポイントとして、よく「コミュニケーション能力」と「スキル」が挙がります。どちらが大切なのかは甲乙つけがたいですが、「a.スキルはないが、コミュニケーション能力は抜群」or「b.スキルは高いが、コミュニケーション能力がイマイチ」・・・という“究極の選択”だった場合、どちらに軍配が上がるのでしょうか?
今回の調査の結果、「a.スキルはないが、コミュニケーション能力は抜群」を選択した人が7割弱と、「コミュニケーション能力」に軍配が上がりました。理由として「スキルは教育や経験で身に付くが、コミュニケーション能力は思うように高められないから」というコメントが多数挙がっていました。「コミュニケーション能力」のようなヒューマンスキルを一から教え込むのは困難だと考える採用担当者が多いようです。
一方、「b.スキルは高いが、コミュニケーション能力がイマイチ」を選択したのはエンジニア系職種の採用担当者が多く、やはりエンジニアはスキルを重視する傾向にあるようです。
- 【aの理由】
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・店長はコミュニケーション能力が高くないと人はついていかないから。(飲食)
・年齢や経験にもよりますが、コミュニケーション力があれば学ぶことも教わることもできスキルをカバーできるが、逆は厳しい。(エンジニア)
・将来的にスキルの成長が見込めるから。(人材/HR)
・スキルは教育や経験で身に付くが、コミュニケーション能力は思うように高められない。(システムエンジニア)
・顧客からはスキル以上にコミュニケーション力を持ったエンジニアを求められるため。(エンジニア)
・高いコミュニケーションスキルは、今後のスキル上積が期待できるため。総合力重視。
・bは、やりにくい。
・コミュニケーション力があれば、スキルは育つ。
- 【bの理由】
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・スキルが無いと仕事にならないから。(OA機器販売サービス系)
・コミュニケーション能力が高くてもスキルが無いと(エンジニアなので)仕事を任せられないから。
・エンジニアは設計業務ができるかどうかがカギ。“口だけ”の人は、あまり必要ではない。(少しは必要)
・即戦力採用では、高度なスキルを求めます。コミュニケーション力は、こちらから働きかけることで多少は改善すると考えます。ただし基本的なマナーは重視します。(エンジニア)
・aと言いたいところではあるが、ITエンジニアの募集をしているためスキルを重視したい。但し、社内の教育が充実していれば転換したい。
【調査概要】
調査内容:採用担当者の意識調査
調査対象:ワークポート取引企業の採用担当者 [74社]
調査期間:2015年11月30日(月)~2015年12月28日(金)
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