転職・仕事の調査データ
【採用担当者編】
Q.051
「リスキリング」以外のスキルアップ支援を実施していますか?
A.実施している企業は59.5%と半数超え
ここ最近、職業能力の再開発・再教育として、「リスキリング」を推進する企業が増えていますが、まだまだ「リスキリング」施策を実施している企業は少ないようです。(https://www.workport.co.jp/recruit_data/detail50.html)
そこで、全国の採用担当者173人に「リスキリング」以外に、社員のスキルアップを支援する取り組みを行っているか聞いたところ、「行っている」と回答した人は59.5%でした。「リスキリング」を実施している企業はまだ少数ではあるものの、何らかのスキルアップ支援を行っている企業は半数を超える結果となりました。
社員のスキルアップの取り組み内容としては現職のスキルアップのための研修を社内外のカリキュラムを活用して行う企業が大多数で、ほかにも自己啓発やマネジメントスキル、
コミュニケーションスキル、ビジネスマナーなどを学べるセミナーを実施したり、書籍購入や外部機関の研修・講座受講、資格取得のための費用を負担するなど、金銭的な補助でスキルアップを支援する企業も見受けられました。中には、スキルの幅を広げるために副業を推奨していると回答した企業もありました。
別の調査では、リスキリングを受けたいと回答した転職希望者は85.2%と高い結果が出ています。企業は社員のリスキリングに対する意欲をどのように受け止め、今後の取り組みに生かしていくかが課題となりそうです。
■調査概要
調査内容:リスキリングについて
調査対象者:ワークポートを利用している全国の企業の採用担当者
有効回答:173人
調査期間:2021年9月14日~9月22日
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