転職・仕事の調査データ
【採用担当者編】
Q.049
新型コロナの影響で採用基準に変化はありましたか?


A.採用基準は「変化なし」が75.3% 一方、求職者の増加で基準が上がったという意見も


新型コロナによって人々の行動に制限がかかったことで、面接のオンライン化、面接回数の減少など、企業の選考形式にも変化がもたらされました。
(https://www.workport.co.jp/recruit_data/detail48.html)
では、新型コロナによって採用基準にも変化があったのでしょうか。全国の採用担当者231人に聞いてみました。
新型コロナの影響で採用基準の変化があったか聞いたところ、「変化していない」と回答した人は75.3%という結果でした。理由を聞いてみると「社員に求めるスキルに新型コロナは影響しないため」(建設業)、「必要な人材を補充するため」(メーカー)など、外的要因で欲しい人材のレベルは変化しないとする意見が大多数を占めました。一方で、基準を「低くした」と回答した人はほとんどいなかったものの、「高くした」と回答した人は23.4%で、「良い方の応募が増え、自然と面接官の採用基準が上がったため」(メーカー)など、求職者が増えたことでより厳選して選考を進められるようになったため、選考の基準が自ずと上がったという意見が目立ちました。
一部では、新型コロナの影響により時短営業や休業要請などで採用を絞らざるを得なかった業種もありますが、新型コロナ以前からの慢性的な人材不足の影響は大きく、中長期的な事業拡大などを見据えて、コロナ禍においても継続した採用を行っている企業は多い印象です。求職者増加をチャンスと捉え採用を強化する企業の動きもあるため、業績や経営体制に大きな影響を受けていない企業においては、今後も採用の活発化が見込めそうです。
■調査概要
調査内容:新型コロナの中途採用への影響について
調査対象者:ワークポートを利用している全国の企業の採用担当者
有効回答:231人
調査期間:2021年5月18日~5月28日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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