転職・仕事の調査データ
【採用担当者編】
Q.047
新型コロナの影響で採用意欲に変化はありましたか?


A.コロナ禍においても68.8%が「採用意欲は変わらない」と回答


新型コロナによる度重なる緊急事態宣言で休業を余儀なくされた業種もあり、一時採用を見合わせる企業も数多くありましたが、ここ最近ではテレワークの導入や新しい生活様式の浸透、徐々に進み始めたワクチン接種などによって、社会の状況は変化しています。そんな中で採用を続けている企業の採用意欲はどのような変化があったのでしょうか。新型コロナが中途採用にどのような影響を与えているのか、全国の採用担当者231人に調査を行いました。
対象者に新型コロナの影響で採用意欲に変化はあったか聞いたところ、「変わらない」と回答した人が68.8%と大多数を占め、「採用意欲が上がった」が17.3%、「採用意欲が下がった」が13.9%という結果となりました。採用意欲は変わらないと回答した担当者に理由を聞いてみると「事業にコロナの影響がなかったため」(システム開発・情報通信)など、そもそも業績に大きな影響がないという意見と、「長期計画通り採用を進めている」(人材サービス)、「営業実績に新型コロナの影響はあるが、人員補充が必要なため」
(WEBサービス・広告・コンテンツ制作)、「通年の人材不足」(製造)など、状況に関わらず今後の事業戦略において継続的な人員募集が必要、慢性的な人手不足の課題を抱えているからという意見が目立ちました。 一方で、「意欲が上がった」と回答した人の意見を聞いてみると、「他社の採用控えがあったため」(商社)、「不景気の時ほど人材の流動化は上がるため。ピンチをチャンスに変えるため」(システム開発・情報通信)など、他社が採用を控える今がチャンスだと捉える意見が目立ったのが印象的でした。また、採用人数に変化があったかを問うと、「変わらない」と回答した人が67.1%、「減少した」が19.0%、「増加した」が13.9%という結果となりました。
■調査概要
調査内容:新型コロナの中途採用への影響について
調査対象者:ワークポートを利用している全国の企業の採用担当者
有効回答:231人
調査期間:2021年5月18日~5月28日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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