転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.122
日常的に会社を辞めたいと感じることはありますか?


A.約8割もの人が日常的に「辞めたい」を感じながら働いている!


「会社を辞めたい……。」
働く人なら、誰もが一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか?
職場の人間関係や、残業時間、上司とのつきあい、通勤ラッシュなど、仕事をしていれば思うとおりにいかないことやストレスを感じることも多々あります。
また、最近ではワーク・ライフ・バランスを重視する動きがあったり、リモートワークや時短勤務、副業が認められる企業なども増えていることもあり、改めて「働く」ということを考え直す機会も多く、ふと「今のままでいいのか?」と考えてしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで今回はどれくらいの人が「日常的に会社を辞めたいと感じているのか」を、調査してみました。
求職者へのアンケート調査結果、なんと約8割もの人が「辞めたいと感じている」と回答しました。その中でも、辞めたいと思うことが「非常にある」と回答した人が約2割、「ある」「たまにある」と回答した方はそれぞれ約4割という結果でした。
辞めたいと感じる理由は「人間関係」、「仕事内容」、「会社/上司への不満」がほとんどで、徐々に不満や不信感が募っていったケースが多く見受けられました。中には「自分の成長のために」などのポジティブな理由も見られましたが、ごく少数でした。
一度でも仕事を「嫌だ!辞めたい!」と思ってしまうと、負の連鎖にはまってしまい、自分の不満が雪だるま式に増えてしまうこともあります。
そんなときは「今辞めたらどうなるか」と「最悪の状況」を考えてみましょう。今仕事を辞めたら次の就職先が見つかるまでの金銭面は大丈夫か、ほかにやりたい仕事はあるのかなど、短絡的に「辞めたい!」と思うだけではなく、より具体的に辞めた後のことを想像してみると良いかもしれません。その上で、このまま仕事を続けていくのが良いのか、辞めたほうが良いのか考えてみましょう。結論がどっちでも案外、気持ちがふっきれてやる気が出るかもしれません。
また、かなりネガティブな気持ちになってしまうかもしれませんが、今考えられる最悪の状況を想像して、「その状況を防ぐにはどうしたらいいのか」「自分はどの段階まで耐えられるのか」を具体的に考えてみるのもひとつの手です。前もって想像しておくことでいくらでも対応策を考えることができます。
一番やってはいけないのは、何も考えてないうちに「もう辞めてやる!」と衝動的に行動してしまうことです。思い切って決断したつもりが、逆に自分を追い詰める結果になってしまうことも少なくありません。
何事もまずは「実際に行動してみたらどうなるか」を考えてから行動に移すようにしましょう。その上で自分が出した答えがどんなものであっても、自分に後悔がないような選択をしましょう!
- 仕事を辞めたいと感じるのはどんな時?
-
・上司に自分の意見を述べても聞き入れてもらえないとき(20代・男性)
・景気が不安定なとき、会社の将来性が非常に不安なとき(20代・男性)
・人間関係、上司が尊敬できなかったとき(20代・女性)
・パワハラに耐え難いとき(40代・男性)
・仕事過多のとき、残業過多のとき、会社・上司に理不尽を感じたとき(30代・女性)
・今の職場での将来性が見えないと感じるとき(20代・女性)
・過密スケジュールや休日出勤などにより、睡眠不足になったり、休日を寝て過ごして潰してしまったとき(20代・男性)
・その日の(営業の)契約数が0または少ないとき(30代・男性)
・仕事内容、仕事量に対する評価や待遇が不当。突発的に怒る出来事により、仕事が中断され、スケジュールが狂うときなど(30代・女性)
・給料が少ないとき(20代・男性)
・会社の考えと、自分の方向性が違うと感じたとき(30代・男性)
・自分の興味がる企業や好きな商品を扱う企業の求人を見たとき。人間関係に悩んだとき(30代・男性)
・プライベートに時間が避けないほど忙しいとき(20代・女性)
・同じ仕事の繰り返しに感じるときなど(30代・男性)
・結果の出ないルーチンワーク中、仕事量とお給料に不満を持ったとき(20代・女性)
・朝、座席についたとき(20代・女性)
【調査概要】
調査内容:転職希望者の意識調査
調査対象:ワークポートにご来社いただいた20~40代の男女 [337名]
調査期間:2017年1月23日(月)~2017年1月29日(日)
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