職場で女性であるが故に不利だと感じたことがありますか?|転職・仕事の調査データ【転職希望者編】|転職エージェントのワークポート

Survey Data / For Job Seekers

転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】

Q.007

職場で女性であるが故に不利だと感じたことがありますか?

職場で女性であるが故に不利だと感じたことがありますか? 職場で女性であるが故に不利だと感じたことがありますか?

A半数以上が女性が不利だと実感 出世・昇給しにくい、発言権・キャリアアップのチャンスがない

半数以上が女性が不利だと実感 出世・昇給しにくい、発言権・キャリアアップのチャンスがない
半数以上が女性が不利だと実感 出世・昇給しにくい、発言権・キャリアアップのチャンスがない

職場で女性であるが故に不利だと感じたことがあるか聞いたところ、「不利だと感じたことがある」が半数以上の53.1%を占めました。

「不利だと感じたことがある」と回答した人に、どんなときに不利だと感じたか聞いたところ、「自分らしく働けていない」と回答した人の理由と同様、「男性社員同士(上司と部下)の方が話がしやすい雰囲気があり、新しい案件の話がきても情報が流れてこないとき」(40代・企画)、「発言権がなく、言いなりに業務をこなすしかできないとき」(30代・事務)など、男性優位のため対等に扱われない場面を挙げる意見が多く集まりました。また、「男性社員と同じ成績だったが、女性は結婚・出産があるからとの理由で出世できなかったとき」(20代・事務)、「結婚・出産にあたり、女性だからすぐやめる、フルタイム稼働できないことを理由に、高度な案件やポジションを見送られたとき」(30代・営業)など、結婚や出産などを理由にキャリアアップや、仕事のチャンスを失ったという意見も多く挙がりました。
ほかにも、「客先対応で女性だからと軽視されたとき」(40代・システムエンジニア)、「女性だからできないだろうという固定観念にとらわれた人と仕事をするとき」(40代・コールセンター)など、一部の男性の中で女性蔑視の価値観が根付いており、不当な扱いを受けるケースもあるようです。中には、「事務作業を暗黙の了解で押し付けられたとき」(40代・製造)という回答もあり、「事務作業や雑務は女性がやるもの」というジェンダーハラスメントともとれるような扱いに悩む女性も少なくないようです。

▼女性が不利だと感じる場面(一部抜粋)
「同じくらい実績をあげてもチャンスが回ってくるのは男性だけのとき」(20代・事務)
「年上の男性が多い職場のためなかなか意見が通らないとき」(30代・システムエンジニア)
「幹部の会議に参加させてもらえないとき」(40代・企画)
「役職になかなかつきにくく昇進のタイミングなどが難しいとき」(30代・企画)
「産休育休を取る予定で、正社員になれない人がいたとき」(30代・管理系)
「時間外勤務できないでしょ?できなければ他の人に仕事を回しますと言われるとき」(30代・企画)
「クライアントより、現場に女性は入れてほしくないとの要望があったとき」(40代・イベント制作)
「若い/女性ということで、管理職だろうが相手にしてくれない顧客がいるとき」(30代・接客販売) …など


女性活躍が推進されつつも、職場に男性優位の考え方が根強く残っているため、女性であることをハンデに感じる人もいることがわかりました。女性活躍を推進していくためには男女問わず大きな意識改革が必要であると言えるのではないでしょうか。いかなる状況であっても女性が安心して持続的に働ける環境は、女性社員のためだけでなく、企業の成長や長期存続のためにも必要です。男性社員も一丸となって企業と働く女性の互いのニーズをしっかりとすり合わせたうえで、ギャップのない対策や方針を決めていくことが大切なのではないでしょうか。

■調査概要
調査内容 :女性活躍推進と仕事の価値観
調査機関 :自社調査
調査対象 :当社を利用している全国のビジネスパーソン (20代~40代・女)
有効回答 :130人 
調査期間 :2022年4月19日~4月26日
調査方法 :インターネット調査
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。

転職にまつわる不安や手間は、
転職エージェントのワークポートに、
すべておまかせください。

ワークポートの転職支援サービスは完全無料です。
まずはお気軽にお申し込みください。