転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.148
何らかのハラスメントを受けたことがありますか?


A.8割近くの人が「はい」と回答。そのうち4割以上が退職を選択


昨今、日本国内だけでなく世界規模でハラスメントが問題視されている中で、いったいどのくらいハラスメントが私たちの生活に蔓延しているのか、全国の転職希望者470人を対象に調査を行いました。
結果、76.4%の人がこれまでに何らかのハラスメントを受けた経験があると回答しています。
続いて、ハラスメントを受けたことがあると答えた359人を対象に、どのようなハラスメントを受けたか調査を行ったところ、「パワーハラスメント」が92.5%で最多となりました。
次に「モラルハラスメント」(43.7%)、「セクシャルハラスメント」(23.7%)と続いています。
厚生労働省は6月、2020年度に全国の労働局などへ寄せられた労働相談のうち、パワーハラスメントなどの「いじめ、嫌がらせ」に関するものが9年連続過去最多だったと発表しています。本調査でも、ハラスメント被害者の多くがパワーハラスメントに苦しんでいたことがわかりました。
また、対象者に解決方法を聞いたところ(複数回答可)、最も多かったのは「退職した」で42.9%、次に「我慢して自然消滅した」と「今も解決していない」が28.1%と並びました。
この結果から、ハラスメントの多くが根本的な解決に至らず、泣き寝入りしたか、現在進行形で苦しんでいることがわかりました。
なお、公的機関や弁護士といった専門知識をもつ人に相談したという人は、いずれも5%以下となりました。
調査内容:ハラスメントについて
調査対象:ワークポートを利用する求職者
有効回答:470人
調査期間:2019年6月11日~6月18日
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