パワハラが理由で転職した経験はありますか?|転職・仕事の調査データ【転職希望者編】|転職エージェントのワークポート

Survey Data / For Job Seekers

転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】

Q.096

パワハラが理由で転職した経験はありますか?

パワハラが理由で転職した経験はありますか? パワハラが理由で転職した経験はありますか?

A「転職を検討・転職した」82.5% パワハラが転職のきっかけに

「転職を検討・転職した」82.5% パワハラが転職のきっかけに 「転職を検討・転職した」82.5% パワハラが転職のきっかけに

パワハラを受けたと回答した人に、パワハラが理由で転職した経験はあるか聞いたところ、「転職した」(38.6%)、「転職を検討した/検討中」(43.9%)が合わせて82.5%でした。前出の回答では「パワハラが解決した」とする人は12.1%に留まりましたが、勤務先での解決は諦め、転職により解決を図ろうと考える人が多いのかもしれません。

ちなみに、当社の転職相談サービスのカウンセリングの中でも、求職者より転職やキャリアの悩みとしてパワハラ被害の相談を受けることがあります。今回弊社の転職コンシェルジュ(求職者担当)205名を対象に調査をしたところ、過半数である60.5%がカウンセリング時にパワハラ被害の相談を受けていました。

具体的には、「上司から罵声を浴びせられ、土下座を強要された」「日常的な罵倒があり部署の雰囲気が良くない」など、前出のとおり暴言・侮辱にあたる被害例が多く寄せられました。ほかにも、「上司から面談で中途採用の社員は出世できないと言われた」「役職はつかないがリーダー業をさせられていた」など、能力や成果を正しく評価されず、不当な扱いを受けているケースも見受けられました。また、「膨大な量の仕事をひとりで任され残業時間は月100時間以上に上った」など、過剰な業務・過酷な業務を強制されたという事例も散見されました。

一方で、「上司の気にさわったのか、仕事を与えてくれなくなった」「自身の担当業務がどんどん上司に取られてしまい、なかなか業務が回ってこない」など、業務をさせてもらえない・与えてもらえないという相談も多数寄せられました。

さらに、被害に遭った求職者から「暴言の常態化から若手社員の離職が相次ぎ、勤務先に将来性を感じられなくなった」などと嘆きの声を聞いた転職コンシェルジュもおり、キャリア形成においてもパワハラの影響は決して小さくないと言えるのではないでしょうか。


▼過去に転職相談で寄せられたパワハラ被害例(一部抜粋)
・「能力ない」「仕事向いてない」「辞めろ」と周囲の前で暴言を浴びせられた
・業務を教えてくれないのに、「どうしてできないのか」と怒鳴られた
・子供を理由に時短勤務をすると嫌味を言われた
・質問をしても無視され、返答してもらえなかった
・残業が60時間を超え、上司に相談しに行ったら、「皆がんばっているのになぜお前だけそんなことを言うんだ」と言われた
・上司から適切に仕事を割り振られず、部署内で上司以外は何も仕事がない状況になった  …など

■調査概要
調査内容 :ビジネスパーソンのパワハラ被害の実態について
調査機関 :自社調査
調査対象 :当社を利用している全国のビジネスパーソン(20代~40代・男女)
有効回答 :433人
調査期間 :2024年3月13日~3月21日
調査方法 :インターネット調査
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。

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