転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.204
勤務先の経営理念に共感していますか?


A.54.0%が「共感している」と回答。社会貢献性や、経営理念と事業戦略・組織体制等に乖離がないことがポイントに。


現在の勤務先(または、直近の勤務先)の経営理念に共感しているか聞いたところ、「やや共感している」と回答した人が35.6%と多数で、「大変共感している」と回答した人は18.4%と2割に満たない結果となりました。全体的にみると共感している人が54.0%と、自身が働く会社とおおよそ価値観が一致していると感じている人は半数を超えていることがわかりました。
経営理念に共感する理由としては「社会貢献性を高める姿勢に共感できる」(30代・男性・ITエンジニア)、「自社のビジネスとリンクしており、社会貢献ができるビジョン・ミッションである」(30代・男性・管理)、「自分の業務がそこにつながっている実感がある」(40代・女性・管理)など、自身の仕事が社会貢献に繋がっているという実感を得られているからだという意見が多く挙がりました。
そのほか、「自身のポリシーに近い理念」(30代・男性・コンサルタント)や、「自分が今まで大切にしてきたことと合致」(20代・男性・事務)など、自身の考えや価値観に合致しているという意見も目立ちました。
また「納得のいく、簡単な言葉で示されている」(40代・男性・機械系エンジニア)など、わかりやすさが共感に繋がっているという意見や、「企業の魂そのもので、我々が進むべく羅針盤のようなもの」(40代・男性・マーケティング)、「働くモチベーションとなる」(40代・女性・企画)など、自身の働く指標となっているという人も多く見受けられました。
「やや共感している」とした人からは、「方向性は良いと思うが現場への浸透度がまだ低い」(30代・男性・接客販売)など、経営理念に共感するものの、浸透度に関する課題を指摘する意見も挙がりました。
「あまり共感していない」(28.8%)、「まったく共感していない」(17.2%)と回答した人からは、「机上の空論めいている」(20代・男性・機械系エンジニア)、「理想論だけ述べて、実際の行動が伴っていない社員があまりにも多く、有効性を感じない」(40代・女性・コールセンター)などの意見が挙がり、経営理念と現実に乖離が生じると共感できない人が多いことがわかりました。
▼「共感できる」派の意見
「理念を体現する仕事ができているため」(40代・男性・機械系エンジニア)
「社会貢献と存在意義を明確にしたものだと思うから」(40代・男性・コンサルタント)
「経営理念に基づいた方針を働いていて実感する」(20代・男性・営業)
▼「共感できない」派の意見
「自分の仕事内容に落とし込んだ時のイメージができていない」(20代・女性・企画)
「理念と経営陣の意見や行動がアンマッチのため、何をしたいのか不透明」(30代・男性・システムエンジニア)
「経営理念が別業種の親会社のものそのままで、会社に合っていない」(40代・男性・システムエンジニア)
調査内容 :経営理念(ミッション、パーパス)について
調査対象者:当社を利用している全国の転職希望者(20代~40代の男女)
有効回答 :337人
調査期間 :2022年1月6日~1月17日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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