Q.081
男女の賃金格差は仕方ないと思いますか?


A男女の賃金格差が仕方ないとは「思わない」63.3% 男女平等を求める声


男女の賃金格差を感じることがあるとする人に、男女の賃金格差は仕方ないと思うか聞いたところ、「まったくそう思わない」(33.0%)、「あまりそう思わない」(30.3%)が合わせて63.3%となりました。
その理由を聞いたところ、「男女平等にするべきだと思うから」(20代・女性・営業)、「性別と能力は関係ないから」(30代・男性・クリエイター)、「同じ仕事をしているにも関わらず性別によって賃金が異なるのは不自然だと感じるから」(40代・女性・管理)など、性別を理由に区別されるべきではないとする意見が中心となりました。
反対に「身体的特徴からくる差がある」(30代・男性・営業)、「性別が違えば求められる役割も違ってくる」(30代・男性・機械系エンジニア)などの意見から男女の賃金格差は仕方ないとする声も3割半ほどはあったものの、過半数が性別によって賃金に差が出ることを不満に思っていることがわかりました。
▼男女の賃金格差に不満を感じる理由(一部抜粋)
「同じ仕事量、能力であれば同じ賃金が支払われるべきだと思うから」(40代・男性・企画マーケティング)
「憲法で男女平等と言いつつ、給与は不平等なのは納得できないから」(40代・女性・事務)
「女性にも有能な方がいる。その方々がもっと社会に出て、貢献できるチャンスを与えるべきだと思うから」(30代・男性・製造)
「職種にもよるが、女性より男性の方が必ずしも仕事ができるとは限らないから」(40代・女性・事務)
「過去には、女性は家にいるものなどの考えがあったかもしれないが、現代では働いている女性が多いため。また、育休などを男性が取得して家事育児を性別関係なく行うべきだと考えているため」(20代・男性・その他)
「働く時間帯やテレワークを駆使することで生産性を評価の軸にすれば差は生まれないと思うから」(40代・男性・営業) …など
■調査概要
調査内容 :男女の賃金格差について
調査機関 :自社調査
調査対象 :当社を利用している全国のビジネスパーソン(20代~40代・男女)
有効回答 :185人
調査期間 :2023年10月24日~10月31日
調査方法 :インターネット調査
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。