転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.407
勤務先のパワハラ防止の取り組みに満足していますか?
A.61.5%が不満足 防止策の形骸化・効果のなさを問題視
「勤務先でパワハラ防止の取り組みはある」と回答した人に、その防止策に満足しているか聞いたところ、「まったく満足していない」(27.0%)、「あまり満足していない」(34.5%)が合わせて61.5%と、不満足という回答が半数を大きく超えました。
防止策に満足していない理由を聞いたところ、「形だけの研修をしているため中身がなく、何の役にも立っていない。相談窓口も形骸化しているから」(20代・女性・医療)など、防止策の無力さを問題視する意見が多数挙がりました。
そのほか、「相談窓口の担当者がほかの社員に情報を漏洩させた」(40代・女性・事務)、「匿名での投稿ができなくなってしまい、きちんと機能しているとは思えないから」(40代・男性・クリエイター)などプライバシー侵害にまつわる事例も複数あり、相談窓口を利用することでかえって被害者自身が不利になる事例も見受けられました。
▼パワハラ防止策に満足していない理由(一部抜粋)
「加害者は自身がパワハラをしているという認識がなく、研修や声かけも効果がないから」(30代・女性・営業)
「加害者が上層部であればもみ消され、労務担当の部署が機能していないから」(30代・女性・管理系)
「相談窓口に連絡するとすぐに役員に氏名などの情報が共有されるから」(30代・女性・事務) …など
■調査概要
調査内容 :ビジネスパーソンのパワハラ被害の実態について
調査機関 :自社調査
調査対象 :当社を利用している全国のビジネスパーソン(20代~40代・男女)
有効回答 :293人
調査期間 :2024年3月13日~3月21日
調査方法 :インターネット調査
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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