転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.398
意図しない残業を強いられたことがありますか?
A.残業を強いられたことが「ある」46.2% 半数近くが被害を経験
誰かに意図しない残業を強いられたことがあるか聞いたところ、「かなりある」(20.4%)、「ややある」(25.8%)が合わせて46.2%と半数近くにのぼりました。
意図しない残業を強いられたことがあると回答した人に詳しい状況を聞いたところ、「期限が当日中の仕事を定時ごろに上司から依頼された」(40代・男性・機械系エンジニア)、「上司に帰ることができない雰囲気をつくられる」(30代・男性・管理)など、ほとんどが上司によるものでした。さらに、「社長に定時で帰るなと言われた」(30代・女性・製造)、「目上の人から、早く帰れると思うなよとはっきり言われた」(40代・男性・管理)など、残業を強制する直接的な発言を受けたことがある人も少なくありませんでした。
▼残業に関するハラスメントの被害事例(一部抜粋)
「上司にタスクを振られるが、残業は推奨しないというダブルスタンダードが横行している」(30代・男性・運輸交通)
「クライアントや上司に、就業間際に急ぎの仕事を振られることが多い」(40代・女性・クリエイター)
「上司も残っており、残業が当たり前のような空気になっている」(30代・男性・接客販売)
「もう帰るの?と聞かれる」(20代・男性・営業)
「先輩から、今日中にやってから帰れと言われた」(40代・女性・営業)
「上司より先に帰るなと言われた」(40代・男性・管理)
「経営者に、それが習慣だからと言われた」(40代・男性・事務)
「社長の妻に、残業をしないとパートにするぞと脅された」(30代・男性・製造) …など
■調査概要
調査内容 :ビジネスパーソンの残業に関する意識
調査機関 :自社調査
調査対象 :当社を利用している全国のビジネスパーソン(20代~40代・男女)
有効回答 :631人
調査期間 :2024年2月29日~3月7日
調査方法 :インターネット調査
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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