転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.080
あなたが考える「ブラック企業」とはどんな企業ですか?


A.転職希望者が考えるブラック企業 判断ポイントは労働時間と賃金のバランス?


厚生労働省は今年5月より、従業員に苛酷な労働を強いる悪質な企業の社名を公表する取り組みを開始しました。(※公表は複数の都道府県に支店・営業所を置く大企業が対象)
世の中に「ブラック企業」という言葉が随分浸透してきましたが、一般的にはどんな企業を「ブラック企業」だと認識しているのでしょうか。
今回の調査結果によると、ブラック認定されるポイント上位に「残業代が出ない」(18%)、「セクハラ・パワハラがある」(17%)、「応募条件と実働がかけ離れている」(15%)、「長時間労働を課せられる」(13%)などが挙がりました。「低賃金」(8%)という回答が「残業代が出ない」、「長時間労働を課せられる」という回答を下回っているところを見ると、長時間労働を強いられるにも関わらず、それに見合う対価が支払われないという理不尽さがブラック認定のポイントとなっているようです。
また、横暴な上司によるパワハラやセクハラなども働き手にとっては耐え難く、ブラック企業認定される要因となるようです。その他の意見の中には、「“こんなブラック企業は辞めたい!”と思っても、なかなか離職させてもらえない」という回答もあり、転職する際には企業の見極めをしっかりとする必要がありそうです。今回挙がった回答を「ブラック企業判断」のチェック項目としてみるのも良いかも知れません。
- 【その他】
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・法律に抵触している
・上司の機嫌をとることが重視される
・休日勤務の過多
・無意味な残業
・上の人間ばかり得をする
・労働基準法が守られていない
・最低限度の生活(プライベート)が保障されない
・離職が困難
【調査概要】
調査内容:転職希望者の意識調査
調査対象:ワークポートにご来社いただいた20~40代の男女 [330名]
調査期間:2015年10月26日(月)~2015年10月31日(土)
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