転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.206
転職時に経営理念を重視しますか?


A.70.2%が「重視する」と回答。経営理念を重視しなかったことで、入社時のギャップを感じている人も多いようす。


これから転職先の会社を選ぶ際に経営理念を重視するか聞いたところ、「とても重視する」が22.3%、「やや重視する」が47.9%と、重視する人が70.2%という結果になりました。「あまり重視しない」は22.0%、「まったく重視しない」は7.8%と、重視しない人は29.8%でした。入社時に重視した人の割合と比較すると、転職時には「重視する」とした人が35.8ポイント増えています。
重視する理由を聞いたところ、「今の会社にいて経営理念に納得ができなくなり、初めてその重要性に気付いた」(20代・男性・クリエイター)、「前職が理念を持たない会社で社内がバラバラだった」(40代・女性・企画)など、前職や現職選びの後悔をきっかけに重視するようになったという意見が多く挙がりました。そのほか「経営理念に共感しなければ入社後のギャップを感じる可能性が高まる」(20代・男性・企業信用調査)など、会社の価値観とのミスマッチを防ぐためという意見も多く見受けられました。
一方、重視しない理由を聞いたところ、「経営理念だけでは会社の中身(実情)が見えない」(30代・男性・営業)、「実態が不明。経営理念が抽象的な事も多く、あまり参考にならない」(40代・女性・事務)など、必ずしも会社の実態に経営理念が反映されているとは限らないとする意見が多数ありました。
また、「経営理念より自分のスキルが活かせる環境かを重視したい」(20代・男性・クリエイター)、「会社のシステム(給料など)と仕事内容が判断材料であとは自分次第」(30代・男性・接客販売)など、経営理念よりも自身のキャリア形成やスキルアップができる環境かを重視するという意見も挙がりました。
▼「重視する」派の意見
「考え方が合うか判断するひとつの手段だから」(20代・女性・接客販売)
「現職に入ったあとにミスマッチを感じたから」(30代・男性・営業)
「理念に共感し長く働きたいから」(40代・男性・事業開発)
▼「重視しない」派の意見
「経営理念があっても社内に浸透していない場合があり、その場合は無いに等しい」(40代・男性・管理)
「自分が働く理由と経営理念の一致が必ずしも必要と感じない」(30代・男性・機械エンジニア)
「職種や条件の方が上」(20代・男性・機械系エンジニア)
調査内容 :経営理念(ミッション、パーパス)について
調査対象者:当社を利用している全国の転職希望者(20代~40代の男女)
有効回答 :386人
調査期間 :2022年1月6日~1月17日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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