転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.374
転職活動のタイパ向上のために使っているサービスやツールはありますか?
A.約4割がタイパ向上のためにサービスやツールを利用 転職エージェントなど
転職活動におけるタイパを良くするために使っているサービスやツールはあるか聞いたところ、4割近くにのぼる38.3%の人が「ある」と回答しました。
具体的にはどんなサービスやツールを使っているか聞いたところ、主に「転職エージェント」や「転職サイト」といった意見が挙がりました。そのほかには、「履歴書・職務経歴書作成アプリ」、「WEB会議ツール」、「カレンダーアプリ」、「ChatGPT」などの意見も散見しました。
また、転職活動のタイパを向上させるためにどんなサービスやツールがあったらいいと思うか聞いたところ、スケジュールの調整や管理、応募書類の作成に関するツールを中心として多様な意見が寄せられました。
▼タイパ向上のために求めるサービスやツール(一部抜粋)
「企業の面談可能日、時間帯に予約できるツール」(30代・女性・企画マーケティング)
「さまざまな転職サイトと連携できるスケジュール管理ツール」(20代・男性・営業)
「必要項目入力でAIが応募企業向けに最適化した職務経歴書を作成するツール」(40代・男性・製造)
「社員や元社員の口コミとの連動サービス」(30代・女性・事務)
「適性検査や能力検査、面接で聞かれる可能性が高い質問事項を本番感覚で何度も練習できるサービスやツール」(30代・男性・製造)
「転職希望者同士の意見交換システム」(20代・女性・クリエイター) …など
Z世代を中心に世間でタイパ志向が広がりつつある中で、転職活動においてもタイパ意識が高まっていることがわかりました。これは、近年の人手不足によって売り手市場が続いていることや、転職を支援する様々なサービスや転職活動に活用できるデジタルツールが数多く登場していることなどによって、以前のような買い手市場の頃に比べると全体的な転職へのハードルが低くなったことも影響しているのではないでしょうか。
選択肢や手段の広がりによって精神的にも時間的にも余裕が出てきているからこそ、「転職はできる限り時間や労力をかけずに終わらせたい」とする傾向が強まってきているとも捉えられます。
今後転職市場においてタイパ重視の風潮がさらに高まっていけば、転職活動のタイパ向上に役立つ新たなサービス・ツールが出てくることや、転職活動のやり方自体が変化していく可能性もあるかもしれません。
調査内容 :転職活動におけるタイパ意識について
調査機関 :自社調査
調査対象 :当社を利用している全国の転職希望者 (20代~40代・男女)
有効回答 :373人
調査期間 :2023年6月14日~6月21日
調査方法 :インターネット調査
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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