転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.167
地方への転職は首都圏での転職に比べて難しいと思いますか?
A.「難しい」と考える人が6割以上。企業数や求人数の少なさが懸念点
対象者に、地方(他都道府県)への転職は首都圏での転職に比べて難しいと思うか聞いたところ、63.7%が「はい」、13.5%が「いいえ」、22.8%が「変わらない」と回答しました。
難しいと考える人の意見では、企業数や求人数の少なさを懸念する声が大多数を占めました。その他、長距離の移動や、地方の生活スタイルへの不安を理由にした意見も見られました。
反対に、地方への転職のほうが難しくないと回答した人からは、地方の人手不足や選考の倍率を理由にした意見が目立ちました。
近頃は地方でも、物件を昨今の需要に合わせた設計にリノベーションして売り出したり、移住や企業の誘致を支援したりする自治体や企業の動きが盛んになってきています。
地方転職に興味がある人の懸念を払拭し地方の発展・雇用の活性化に繋げられるのか今後も地方の動きがカギになりそうです。
【難しいと考える人の意見】
・地方は企業数、ポジションともに少ないイメージ(30代・男性・営業・埼玉県)
・(首都圏に比べると)求人数・給与面で大幅に下回る(30代・男性・管理・東京都)
・地方の方が求人数が少なく、希望の仕事へ就ける可能性が少ないから(20代・女性・事務・千葉県)
・面接に出向くために移動時間や交通費がかかるから(40代・女性・管理・神奈川県)
・地方独特のご近所文化に対応できるかが不安なため(20代・男性・事務・東京都)
【難しくないと考える人の意見】
・求人案件は少ないが競合が少ないため(30代・男性・営業・東京都)
・過疎化が進んでいる地域などでは人手が足りていないため、大企業よりはしやすいと思うから(20代・女性・接客販売・宮城県)
調査内容:地方(他都道府県)への転職について
調査対象:ワークポートを利用している全国の転職希望者(20代~40代の男女)
有効回答:800人
調査期間:2020年10月27日~11月3日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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