転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.332
一緒に働く相手の国籍を気にすることはありますか?


A.仕事で「相手の国籍は気にしない」人が70%以上!“国”ではなく“人”で判断


仕事をする上で一緒に働く相手の国籍を気にすることはあるか聞いたところ、「とても気にする」(4.8%)、「やや気にする」(22.9%)とする人は合わせて27.7%となり、「あまり気にしない」(39.3%)、「まったく気にしない」(33.0%)とする人は合わせて72.3%でした。
「あまり気にしない」、「まったく気にしない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「相手を個として認識しているためバックグラウンドは気にしないから」(20代・男性・接客販売)、「どこの出身かよりどんな能力があってどう仕事と向き合っているかの方が大事だから」(30代・女性・製造)といった意見が挙がり、ビジネスにおいて相手を評価するとき、国籍や育った環境ではなく仕事の能力や人柄を重要視する働き手が多いことが見受けられました。
また、「文化の差異による価値観の違いはあっても、それは多様性のひとつとして受け入れるべきだと思う。母国を離れてまで日本で働きたいという意欲と勇気は尊敬するし、むしろ同じ職場にいたら積極的に関わって話をしたい」(20代・女性・接客販売)、「国籍による人柄の傾向はあると思うが、人それぞれ違うという意味では日本人も同じだから」(40代・男性・クリエイター)といった、多様性や個性を受け入れるべきだという意見も散見されました。
一方、「とても気にする」、「やや気にする」と回答した人にその理由を聞いたところ、「日本的な考え方が通用するのか気にする必要があるため」(40代・男性・システムエンジニア)、「文化的な背景が異なれば、仕事のやり方も違ってくると思うため」(30代・男性・営業)、「国籍や育った環境が違えば根底にある道徳観や常識が異なるので、仕事の進め方や指導方法も変えなければならないため」(40代・男性・その他)といった、お互いが気持ちよく働くために相手の国籍を気にするというポジティブな意見が最も多く見られ、国籍を気にする人も気にしない人も海外人材を好意的に受け入れる姿勢を持った人が多いように見えました。
■調査概要
調査内容 :日本人の働き手からみた韓国人材について
調査対象者:当社利用者
有効回答 :336人
調査期間 :2020年1月9日~1月16日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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