転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.333
日本で働きたい韓国人材に対してどう思っていますか?


A.70%以上が「韓国人材を歓迎」 そのうち20代が80%以上


日本で働きたい韓国人材に対してどのように思っているか聞いたところ、「とても歓迎する」(35.1%)、「やや歓迎する」(36.0%)とする人は合わせて71.1%となり、「あまり歓迎できない」(15.5%)、「まったく歓迎できない」(13.4%)とする人は合わせて28.9%でした。
「とても歓迎する」、「やや歓迎する」と回答した人にその理由を聞いたところ、「日本は人手不足や人材難に直面しているので優秀な人を歓迎したい」(40代・男性・管理)、「日本は優秀なエンジニアが不足していると思うので、韓国のIT人材を歓迎したい」(40代・男性・システムエンジニア)、「日本は少子化の影響もあり、海外人材を受け入れないと経済が成り立たなくなると思うから」(30代・女性・企画マーケティング)といった、日本が抱えるさまざまな社会問題を解決するためにも韓国人材を歓迎するとの意見が多く挙げられました。
また、まだ韓国人材と一緒に働いた経験がない人からは「韓国人材と会ってみてから判断したい。まずは受け入れてみようと考えた」(20代・男性・運輸交通)といった、ニュースや周囲から聞いた話を鵜呑みにせず身をもって判断しようとする人の意見もみられました。
一方で、「あまり歓迎できない」、「まったく歓迎できない」と回答した人から理由を聞くと、「外国籍の労働者より、日本国籍の労働者の働き方などに目を向けてほしいため」(20代・女性・医療福祉)、「日本人の雇用が減るから」(40代・男性・システムエンジニア)といった、自らの雇用を心配する声が多く挙がりました。
日本人の雇用が減少するのではないかという懸念は、「歓迎する」と回答した人の意見の中でも挙げられており「日本人にはない発想を取り入れることで日本企業は発展すると思う。しかし日本人の人材活用チャンスは減少する可能性があるのでやや複雑な気持ちである」(40代・男性・公務員)と今後を不安視する意見がみられました。
また、この質問の回答には世代間で考え方の違いが見られ、歓迎すると回答した人は、20代では81.9%、30代では73.7%、40代では58.0%となり、若年層のほうが韓国人材に対して肯定的な意見を持つ人が多くいるようすがうかがえました。
■調査概要
調査内容 :日本人の働き手からみた韓国人材について
調査対象者:当社利用者
有効回答 :336人
調査期間 :2020年1月9日~1月16日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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