転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.179
「リスキリング」を受けたいと思いますか?
A.8割強の人がリスキリングを受けたいと回答
現在リスキリングを受けていない人を対象に、リスキリングを受けたいと思うか聞いたところ、「とても思う」(47.1%)、「やや思う」(38.1%)とする人は合わせて85.2 %となりました。
理由としては、「スキルアップ、キャリアアップのため」「仕事に生かしたい」「転職など今後に役立つから」と回答する人が大多数を占めました。
また、どのような内容のリスキリングを受けたいか聞いたところ、IT化やDX化が進んでいるという理由で、プログラミングなどのスキルや、AI、DX関連のスキルが身につけられるようなリスキリングを受けたいとする人が目立ちました。
そのほかにも、自分が今就いている職種や社会人としてのスキルアップにつながる内容(マーケティングやデザイン、コミュニケーションスキルなど)を学び、自分自身が不足している部分を補いたいという意見も数多く挙がりました。
一方、リスキリングを受けたいと「あまり思わない」(11.3%)、「まったく思わない」(3.5%)と回答した人にその理由を聞いたところ、「自分自身で勉強しているから必要ない」「業務的負担が増えるため」「実務を通して学べるから」とする意見が散見されました。
また、「そもそもリスキリングについて理解していないため、メリットがわからない」とする人も多く、働き手へのリスキリングの浸透度合いが低いことも要因の一つとなっていることが浮き彫りになりました。
さらに、今後リスキリングを受ける際にどんな懸念があるか聞いたところ、リスキリングを受けたいと思わないと回答した人が挙げていた「時間の確保ができるか不安」「負担が増えるのではないか」という意見のほか、「会社の自己満足的な内容にならないか心配」「実務と直結した内容が学べるのかが疑問」などのコメントが挙がりました。
▼リスキリングを受けたいと思う分野と理由(回答者のコメントを一部抜粋)
・IT系スキル。実務に基づいたものを身につけたい(40代・女性・クリエイター)
理由:独学では限界があり、業務においてスキルを磨くのに何が必要かもわからないため。
・AI等を用いた業務の管理(20代・男性・建築土木)
理由:今後AIによる労働力の代替が相次ぐと思われるため、必要になった際にある程度準備ができるようにしておきたい。
・業務効率化に向けたDXの活用手段(30代・男性・機械系エンジニア)
理由:無駄な手続き、無駄な業務が多すぎるため
調査内容:リスキリングについて
調査対象:ワークポート利用者(全国の20代~40代の転職希望者、男女)
有効回答:452人
調査期間:2021年8月25日~9月2日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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