転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.151
現在の会社(直近の会社)は何らかのハラスメント対策を行っていますか?


A.半数近くが「いいえ」と回答。専門の相談窓口や明確な処罰を求める声


対象者に、現在の会社(直近の会社)は何らかのハラスメント対策を行っているか質問したところ、「いいえ」と答えた人が最多で45.3%、「はい」と答えた人が32.1%、「わからない」と答えた人が22.6%となりました。
「いいえ」「わからない」と答えた人に、会社にどういった対策をしてほしいか聞いたところ、次のような回答が寄せられました。
・きちんと相談できる産業医、カウンセラーをおいてほしい(30代・女性・クリエイター)
・公的機関の定期的な訪問診療(40代・男性・管理)
・罰則制度の設定および就業規則の制定(40代・男性・企画マーケティング)
・加害者の退職もしくは部署異動など、速やかに対処してほしい(30代・女性・事務)
また、ハラスメントに関するホンネ調査で挙げられた意見の中には「ハラスメントが社長によるものだからどうしようもない」(20代・男性・営業)、「人事部がハラスメントをしていたので相談場所がなかった」(40代・女性・クリエイター)という、本来ハラスメントの防止に努めるべき人たちが加害者となっているケースも散見されました。
この結果から、すでにハラスメントは社内だけでは解決できない状態にまで蔓延している場合も多いと考えられます。
社員が安心して働ける環境で能力を十分に発揮するためにも、企業は今後、専門知識をもつ第三者機関と積極的に連携することを求められるのではないでしょうか。
【対策が講じられていると答えた人の意見・取り組み内容】
・防止ガイドラインの作成、相談窓口の設置(30代・男性・システムエンジニア)
・対策チームが存在し、調査などを行って改善できない場合はハラスメントを行った人に退職勧告(20代・男性・クリエイター)
・電話相談窓口などを設けているが実際は稼動していない可能性がある(20代・男性・接客販売)
調査内容:ハラスメントについて
調査対象:ワークポートを利用する求職者
有効回答:470人
調査期間:2019年6月11日~6月18日
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