転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.289
夏季休暇について働き方改革によるルール変更はありましたか?
A.働き方改革によって夏季休暇のルールが変わった会社は約10%
夏季休暇について働き方改革によるルール変更はあったか聞いたところ、「あった」と答えた人が9.7%、「なかった」と答えた人が58.2%、「わからない」と答えた人が32.1%となりました。
「あった」と答えた人に具体的な内容を聞いたところ、「有給休暇とは別に夏季休暇を消化することになった」(40代・女性・システムエンジニア)、「7~9月以外でも取得可能になった」(40代・女性・医療福祉)といった、働き方改革によって付与される休暇が増えたり、連休が取得しやすくなったりという意見が見られました。
一方で、「強制的に有給休暇を取らせるため特別休暇がなくなった」(40代・男性・システムエンジニア)、「夏季休暇という名称が有給休暇という名称に変わった」(30代・男性・不動産管理)といった、働き方改革の影響で夏休みとして有給休暇を消化するルールになったという声が多く見られました。
働き方改革では年5日の有給休暇取得が義務付けられましたが、それを自由に使うのではなく、夏休みとして消化させる企業もあることが明らかになりました。夏季休暇という特別休暇がなくなり、有給休暇を充てるようになったというものはあまり嬉しい変化とは言えません。
最近では、特別休暇と有給休暇をつなげて連休を伸ばしたり、連休の取得可能な期間を長くしたり、昨年まではなかった休暇制度をつくったりと、適宜休暇を取得しやすくすることで労働環境を向上させようと努力する企業も増えています。働き方が多様化している今、その企業独自の福利厚生や休暇制度も増えてきているので、転職活動をする際はそういった面にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
■調査概要
調査内容 :夏季休暇について
調査対象者:当社利用者
有効回答 :421人
調査期間 :2019年7月16日~7月23日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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