転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.170
現在(直近)の会社で「男性/女性だからこうするべき」といったことを言われたり、強制されたりしたことはありますか?


A.「よくある」「たまにある」と答えた人が約3割


今回の調査では、「よくある」「たまにある」と回答した人が合わせて30.4%となり、約3割の人が男性/女性の“らしさ”を押し付けられた経験があることがわかりました。
実際にどのようなことを言われたのか聞いたところ、男女ともに性別を理由とした業務や対応の強要、プライベートへの過干渉といった意見が挙がりました。
一方、対象者に現在(直近)の会社で、相手に男女差別と捉えられるようなことを言ってしまったことはあるか聞いたところ、「はい」と答えた人は5.3%でした。
この結果から、ジェンダーハラスメントと捉えられる発言をしている人の多くが無自覚である可能性も考えられます。
今一度、自分が相手に対して性別の“らしさ”を押し付ける言動をとっていないか振り返ってみる必要がありそうです。
【実際に言われた・強要されたこと(回答者のコメント)】
・結婚の強制やプライベートな交際経験の執拗な詮索(30代・男性・営業)
・男は力仕事、女性はお茶汲み、洗い物やごみ捨てをやる(30代・男性・営業)
・男だから遅くまで残業しても大丈夫などの考えを押し付けられた(20代・男性・クリエイター)
・面接で子どもを生むのか生まないのか聞かれた(40代・女性・コールセンター)
・女性だから気が遣えなくてはならない、細かいことが得意でなくてはならない、と言われる(20代・女性・クリエイター)
調査内容:職場のジェンダーハラスメントについて
調査対象:ワークポートを利用している全国の転職希望者(20代~40代の男女)
有効回答:586人
調査期間:2021年2月12日~2月22日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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