転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.176
転職するなら出産や子育ての両立が図れる制度や環境整備に力を入れている会社に転職したいと思いますか?


A.制度や環境が整った会社に転職したいと考えている人が約9割


今回の調査では、「とても思う」または「やや思う」と回答した人が合わせて88.8%となりました。
多くの人が、出産や子育てといったライフイベントを視野に入れ、制度や環境が整った会社に転職したいと考えていることがわかります。
「とても思う」「やや思う」と回答した理由では、「育児休暇を取得する際に、とても嫌な顔をされたため」(30代・男性・システムエンジニア)といった実際の経験を挙げた意見や、「母になってもキャリアとして働きたい願望があるので」(30代・女性・営業)といった今後のキャリアプランを考慮しての意見が挙がりました。
またその他にも「出産、育児休業に力を入れている企業は、他の制度にも力を入れていると思うので」(40代・男性・管理)といった、出産や子育てに関する制度や環境の充実度が、福利厚生全体の充実や会社としての安定感と比例していると考える意見が多く挙がり、働きやすさの判断基準としても見られていることがうかがえました。
▼出産や子育ての両立が図れる制度や環境整備に力を入れている会社に転職したい理由
・現在の会社ではそういう制度がなく金銭的にも体力的にも大変なので(30代・女性・管理)
・子どもは欲しいが、現在の勤務先では金銭面の負担や休暇の取りにくさにより叶わないため(40代・男性・管理)
・配偶者との共働きのしやすさが、収入や家庭環境に大きく影響すると考えるため(20代・男性・営業)
・子どものことも自分のキャリアも大事にしたいから(20代・女性・公務員、教育)
・従業員のことを考えられる企業は将来的に成長しそうだから(20代・男性・事務アシスタント)
・女性活躍推進は、経済活性の為に必須だと思うから(20代・女性・営業)
・これまで子育てを妻に任せっきりだったため(40代・男性・機械系エンジニア)
出産・子育てに関する制度・環境についてのホンネ調査で寄せられた意見では、制度や環境が整えば夫婦で子育てをしたいと考える人が多くいることがうかがえました。
出産や子育てができる職場環境を整えることは社会貢献にも繋がり、会社への評価にも直結するという意見も多いため、今後はそういった制度や環境に注力する会社が求職者からの支持を得るのではないでしょうか。
調査内容:出産・子育てに関する制度・環境について
調査対象:ワークポートを利用している全国の転職希望者(20代~40代の男女)
有効回答:320人
調査期間:2021年6月2日~6月9日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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