転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.124
ダイバーシティ推進企業は魅力的ですか?
A.半数以上が「どちらでもない」 ダイバーシティの認知や理解にはまだ課題も
「ダイバーシティ」とは、“性別や人種の違いに限らず、年齢や性格、学歴、身体障害の有無などの異なる多様な人材を受け入れ、生産性を高めよう”という考え方で、注目を集めている言葉です。
また、最近では多くの企業が優秀な人材の発掘や社会という多様なニーズへの対応のためにこの考え方を重視し、「ダイバーシティ宣言」などを発表しています。
今回はワークポートを利用する転職希望者に「ダイバーシティを推進する企業に魅力を感じるか?」という質問を投げかけてみました。
結果は、「魅力を感じる」と答えた方が40%、「どちらでもない」と答えた方が56%、残りの4%の方が「魅力を感じない」と回答しました。
「魅力を感じる」と答えた転職希望者は、自分が志望する企業が多様な人材を欲しがっているのであれば「自分も雇ってもらえるかもしれない」、「良い環境で働けるかもしれない」という期待が高まり、気持ち的に応募しやすくなると考えているようです。また、社会人として企業で働く上で、生産性を上げる考え方にも賛同できると答えた人が多く見受けられました。
ただ、今回「どちらでもない」と回答した方が最も多く、まだまだ「ダイバーシティ」という単語が社会に浸透しきっていないことが浮き彫りとなりました。
今後、グローバル化の進行や少子高齢化による労働力不足が深刻化していくことを考えると、どの企業もこれまで以上にダイバーシティの推進は必須となり、多様性を認める採用に乗り出していくことが予測されます。雇用される側にとっても、多くのチャンスを手にすることができる一方で、激しい変化や多様性にどれだけ順応できるか、対応力が求められていくことになりそうです。
【調査概要】
調査内容:転職希望者の意識調査
調査対象:ワークポートにご来社いただいた20~40代の男女 [510名]
調査期間:2017年3月6日(月)~2017年3月12日(日)
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