転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.171
女性/男性がジェンダーによるハラスメントを受けているところを見たことがありますか?


A.約3割が女性の被害現場を、割2割が男性の被害現場を目撃


対象者に女性/男性がジェンダーによるハラスメントを受けているところを見たことがあるか聞いたところ、女性については28.5%の人が「はい」と回答、男性についても21.8%の人が「はい」と回答し、男女ともに20%以上の人がジェンダーハラスメントの現場を目撃していることがわかりました。
女性に対するジェンダーハラスメントでは、性別による役職や業務の制限、女性に対する固定観念の押し付けといった意見が挙がりました。
男性に対するジェンダーハラスメントでは、女性への配慮を優先したしわ寄せが男性の負担になっているという意見が挙がりました。
また、「男性だから〇〇」「男性のくせに〇〇」といった発言が日常的に聞かれるといった意見も多く、ジェンダーハラスメントは女性に対してだけではなく、男性に対しても根強く染み付いていることがうかがえました。
【女性に対するジェンダーハラスメント(回答者のコメント)】
・産休から復帰し時短勤務になる女性は強制的に契約社員にさせられていた(30代・女性・クリエイター)
・女のくせにやかましい、黙って従えといった発言(40代・女性・接客販売)
・性別による昇格試験の結果の差(20代・女性・その他)
・年齢や容姿を含めた差別的な発言(30代・男性・営業)
・未婚の女性を複数人でバカにして笑いものにする(40代・女性・建築土木)
【男性に対するジェンダーハラスメント(回答者のコメント)】
・育休取得、時差出勤の不許可(30代・男性・教育)
・女性の上司が男のくせにナヨナヨして、と陰口を言っていた(30代・女性・営業)
・女性ばかりひいきされている(40代・男性・営業)
・同期入社の社員に対し、男女でケアに差がある(30代・男性・営業)
・男性は重い荷物を自主的に運ばなくてはならない(20代・女性・接客販売)
調査内容:職場のジェンダーハラスメントについて
調査対象:ワークポートを利用している全国の転職希望者(20代~40代の男女)
有効回答:586人
調査期間:2021年2月12日~2月22日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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