転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.187
これから学び直しをしたいですか?


A.8割弱の人が「学び直しをしたい」と回答。 個人のスキル向上を望む人が多いようす。


学び直しをしていることが「ない」と回答した人に学び直しをしたいと思うか聞いたところ、「とても思う」(32.6%)、「やや思う」(44.7%)とする人は合わせて77.3%となり、「あまり思わない」(16.7%)、「まったく思わない」(6.1%)とする人は合わせて22.8%でした。
「とても思う」、「やや思う」と回答した人にその理由を聞いたところ、「新しいことを学ぶことで、自分の市場価値を高めたり選択肢を増やせたりするから」(20代・男性・管理)、「常に学び続けて成長したいため」(40代・男性・企画マーケティング)、「終身雇用が崩壊するといわれているなか、勉強し続けなければ今後生き残っていけないと感じるため」(20代・女性・管理)といった、個人のスキルを伸ばすことで将来の選択肢を広げ、変化の時代を生き抜こうとする声が多くみられました。終身雇用の崩壊が叫ばれ、これまで以上に個人のスキルが重視されるようになったいま、危機感を持って学び直しに取り組んでいる働き手のようすがうかがえました。
また、「もっと知識があればよりクオリティーの高い仕事ができると思うから」(20代・女性・営業)、「幅広い知識があったほうが仕事をする上で成果を上げやすいから」(20代・男性・運輸交通)といった、知識量を増やして仕事に活かしたいとする意見も散見されました。さらに、「仕事をするなかでいろいろな分野の基礎的な知識が足りないと思うことが多かったため」(20代・男性・システムエンジニア)、「社会人としての教養が不足していると思うから」(30代・男性・システムエンジニア)といった、これまでの仕事を通じてわかった自身の不足している部分を、学び直しによって補いたいとする意見もみられました。
一方、「あまり思わない」、「まったく思わない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「仕事の現場で学ぶことのほうが身につくことが多いと思うから」(20代・男性・接客販売)、「ある程度教育は必要だと思うが、会社によって使っているシステムや考え方も違うのでどちらかというと実務を通して教育していくべきだと考えるから」(30代・男性・管理)といった、自身が勤める会社にあった経験や知識を、実務を通して学ぶべきだとする意見が散見されました。また、「そもそも何を学び直したら良いかわからないため」(40代・男性・その他)といった課題を抱えている人の声もみられました。
調査内容 :リカレント教育について
調査対象者:当社利用者
有効回答 :132人
調査期間 :2020年1月20日~1月27日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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