転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.353
職場のパワハラ防止の取り組みに満足していますか?


A.61.0%が不満 実施率は上昇したが満足度変わらず 大多数が「効果なし」


直近の職場はパワハラ防止に取り組んでいると回答した人に、取り組みにどの程度満足しているか聞いたところ、「まったく満足していない」(26.6%)、「あまり満足していない」(34.4%)が合わせて61.0%でした。この約1年で実施率は12.4ポイント上昇したものの、6割以上がその取り組みに不満を抱えており、状況は改善されていないことがわかりました。(前回調査 Q.228)
取り組みに満足していない理由を聞いたところ、「理解度調査・事実調査がなく、形骸化しているから」(30代・女性・建築土木)、「形式的に窓口を設置しただけで、機能していないから」(40代・男性・管理)など、取り組みに実効性がないとする意見が大半を占めました。
また、「研修を行っている上司がパワハラしていたから」(40代・男性・医療福祉介護)、「通報で不利になる可能性が高いから」(40代・男性・システムエンジニア)といった意見も多く挙がっており、職場の防止策を活用することでかえって状況が悪化するリスクを感じている人も多いことがわかりました。
▼職場の取り組みに満足していない理由(一部抜粋)
「相談窓口を設置だけした、とパフォーマンス的な意味合いしか感じ得ないから」(40代・男性・営業)
「パワハラをしている本人は研修を受けても他人事だと思っているから何も変わらない。誰がどんな苦情を相談したかすぐ噂が回るので誰も利用しないから」(30代・女性・営業)
「相談窓口の担当者がパワハラ当事者で、研修も形式的なものとなったため」(40代・男性・事務)
「結局形式のみで改善には至らず、退職することになったから」(40代・女性・接客販売)…など
■調査概要
調査内容 :職場のパワーハラスメントの現状について
調査機関 :自社調査
調査対象 :当社を利用している全国のビジネスパーソン (20代~40代・男女)
有効回答 :241人
調査期間 :2023年2月21日~2月28日
調査方法 :インターネット調査
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
専任の転職コンシェルジュが、
あなたの転職活動を成功まで導きます。
あなたの可能性を最大限に広げます。
ワークポートの無料転職相談サービスを
ご利用ください。
