転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.355
中小企業のパワハラ防止措置義務化でパワハラが改善されたと思いますか?


A.改善されていないとの意見が34.2% 約1年経っても「変わらない」が半数


中小企業のパワハラ防止措置義務化でパワハラが改善されたと思うか聞いたところ、「あまり改善されていない」(10.6%)、「まったく改善されていない」(23.6%)が合わせて34.2%となり、「変わらない」が47.2%と約半数を占めました。
前回調査(Q.230)では、パワハラ防止措置の期待度として7割以上が「改善は期待できない」と回答しました。そして今回、「とても改善された」(3.5%)、「やや改善された」(15.0%)とする人は合わせて18.5%と全体の2割以下に留まっており、多くの人の予想にたがわずパワハラ問題の改善が進んでいない現状が読み取れる結果となりました。
パワハラ防止法の適用企業が中小企業まで拡大されてから約1年が経過しましたが、パワハラ問題はいまだ根絶には至っておらず、現在も職場でのパワハラに悩む人が多くいることがわかりました。また、防止策の実施率はやや上昇したものの満足度や改善状況には変化がないという結果から、職場のパワハラ対策にはまだまだ課題が多いことも浮き彫りになりました。
企業がこの現状を認識し、より実態に即した対策をとらない限り、職場におけるパワハラの改善は進まないのではないでしょうか。
■調査概要
調査内容 :職場のパワーハラスメントの現状について
調査機関 :自社調査
調査対象 :当社を利用している全国のビジネスパーソン (20代~40代・男女)
有効回答 :508人
調査期間 :2023年2月21日~2月28日
調査方法 :インターネット調査
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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